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AVENUE

 久留米つばき園

久留米ツバキの古木・銘木



保存木として認定を受けた久留米ツバキの古木・銘木。
*リンク色のある銘木はコメントやマップを掲載しています。
*資料引用:日本ツバキ協会久留米支部 [2008]

No. 品種 株周
(cm)
樹高
(m)
樹幅
(m)
樹齢
(年)
場所
原種ヤブツバキ [Camellia japonica]
29  赤ヤブツバキ 171 16 8 300  草野町 壽本寺
52  赤ヤブツバキ 166 7 7 350  合川町 福聚寺
60  赤ヤブツバキ 165 21 10 300  篠山町 篠山神社
56  赤ヤブツバキ 157 12 9 300  御井町 高良大社
59  赤ヤブツバキ 141 11 5 250  寺町 妙正寺
51  八重ヤブツバキ 106 9 5 200  合川町 福聚寺
ヤブツバキ群 [Camellia japonica]
1  正 義 122 8 7 300  草野町吉木
10  正 義 113 7 7 300  草野町吉木 
25  正 義 111 5 3 150  草野町吉木
24  正 義 97 4 4 150  草野町吉木
63  正 義 88 4 3 150  草野町矢作
27  久留米源氏 133 8 4 250  草野町草野
32  久留米源氏 130 15 7 250  草野町草野
39  久留米源氏 133 7 5 250  山本町耳納
2  白玉宝珠 124 10 6 200  草野町吉木
67  白玉宝珠 90 7 6 110  草野町吉木
68  白玉宝珠 141 7 6 100  草野町草野
12  貴公子 115 10 5 200  草野町草野
8  久留米玉手箱 112 12 5 200  草野町吉木
19  カーネション椿 103 6 5 200  草野町吉木
58  白 玉 100 9 5 200  寺町
40  白八重椿 100 7 5 150  山本町耳納
47  日 光 97 12 8 150  山川神代 安國寺
31  紅唐子 92 7 5 150  瀬下町 水天宮
14  南蛮紅 81 6 4 100  草野町草野
20  清 正 74 4 3 90  草野町吉木
66  久留米眉間尺 72 3 3 120  草野町吉木
33  久留米眉間尺 58 5 3 120  草野町草野
65  絞蝋月 130 6 5 80  草野町草野
16  絞蝋月 83 6 4 80  草野町草野
9  久留米五色椿 73 7 4 90  草野町吉木
50  五色八重散椿 63   5 150  山川神代 安國寺
23  宰 府 75 3 2 150  草野町吉木
64  紅神楽 79 6 3 80  草野町草野
69  初 雁 78 5 5 100  草野町吉木
62  久留米紅きりん 69 5 4 80  草野町草野
43  吹上絞 62 3 4 80  山本町耳納
61  筑紫羽衣 55 4 3 80  草野町草野
肥後ツバキ群 [Camellia japonica]
江戸時代後期に多くの名椿を生んだヒゴ群については5株が認定されているが、推定樹齢65-90年の木で比較的若い。ヒゴ群は肥後藩の武士や豪農で組織された「椿連」によって品種改良が行われ、1890年頃までは苗木や穂木も門外不出にされていたからである。花は一重・大輪・一文字咲きで、雄しべは梅芯か輪芯で数が多く、見事なことを特長としている。

15  御所桜 90 7 4 80  草野町草野
3  肥後京錦 85 6 7 90  草野町吉木
7  肥後京錦 75 6 5 90  草野町吉木
22  太田白 77 7 5 80  草野町吉木
41  櫻 狩 65 5 5 80  山本町耳納
ワビスケ [Camellia wabisuke]
ワビスケ群は古典品種7株が認定されている。ワビスケ群の古木は京都の古刹に多い。室町時代から茶花として愛好され、京都から各地に普及した品種群と推定されている。この地域にワビスケ群の古木が多いのは宗教文化と関連があるのかもしれない。

45  白佗助 106 5 6 200  山本町豊田
57  胡蝶侘助 92 5 3 200  櫛原町
38  胡蝶侘助 97 6 4 200  山本町耳納
36  胡蝶侘助 82 5 5 200  善導寺木塚
37  胡蝶侘助 55 4 5 150  善導寺木塚
13  太郎冠者 105 7 7 80  草野町草野
26  小夜侘助 80 4 3 80  草野町紅桃林
ハルサザンカ [Camellia x vernalis
保存木に認定されたハルサザンカの「観音寺」「星飛竜」「蜀紅錦」などは、それぞれがその品種の現存する最大木といわれています。これらはいずれも三倍体で、サザンカとヤブツバキの一次雑種である平戸原産の「凱旋」(四倍体)に、ヤブツバキが交配した二次雑種と推定されています。市内の安國寺に「凱旋」が植栽されていますが、幹周りは100cmで三倍体の古木に比べると若木であり、この「凱旋」が種子親というわけではないようです。「凱旋」の原木の自然実生株から選抜され、この地に導入され、大切に保存されてきたものでしょう。

74  観音寺 158 12 10 350  田主丸町 観音寺
28  星飛竜 130 7 6 200  草野町草野
71  蜀紅錦 124 6 4 100  草野町吉木
6  蜀紅錦 83 7 5 90  草野町吉木
44  蜀紅錦 87 7 7 200  山本町耳納
11  蜀紅錦 85 7 6 80  草野町吉木
4  京 錦 81 6 6 90  草野町吉木
70  笑 顔 64 7 2 60  草野町草野
48  凱 旋 100 8 6 200  山川神代 安國寺
カンツバキ [Camellia hiemalis]
49  富士の峰 101 10 6 150  山川神代 安國寺
42  富士の峰 76 3 5 100  山本町耳納
サザンカ [Camellia sasaqua]
山茶花:サザンカ(Camellia sasanqua)も日本固有種ですが、ヤブツバキに比べると耐寒性が弱く、自生種の北限は山口県までです。園芸作物として観賞されるようになったのは江戸時代になってからといわれていますが、その早い時期にヤブツバキとの自然育種でハルサザンカ(C. x vernalis)が分化し、それぞれが品種の多様化を競っていました。

-  *山茶花・群落 - - - -  草野町長岩山
17  ネギリス 90 5 4 80  草野町吉木
73  ネギリス 88 6 4 150  草野町吉木
72  丁子車 97 9 6 110  草野町吉木
5  丁子車 86 8 3 90  草野町吉木



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