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 篠山城跡と有馬記念館


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INFORMATION

篠山城跡と有馬記念館 LOCATION
久留米市篠山町444
ACCESS
・西鉄バス 大学病院-徒歩3分
・久留米I.C 車で20分
CONTACT
有馬記念館 TEL.0942-39-8485
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DETAILS

江戸時代の久留米藩、約250年間を治めた有馬氏の居城跡で、その昔は笹原城の名で呼ばれていた。今は平山城づくりの本丸跡が残され、見事な石垣や正面側の内濠に往時の雄姿をしのぶことができる。

城内には藩祖豊氏を祀る篠山神社や歴代藩主の武具、工芸品などの有馬家資料を中心とした久留米藩政資料を主に展示する有馬記念館がある。平成22年秋、改修されリニュアルオープンした。

久留米城は、筑後川ぞいの小高い山に築かれた平山城で、天正15年、豊臣秀吉の「九州国割」により、毛利秀包が入城した。これが近世大名の居城としての始まり。慶長6年(1601年)、田中吉政が関ヶ原の戦いの功績で毛利家の後をうけ、筑後一国の大名となり、久留米城には二男則政が藩主となった。

元和7年(1621年)、有馬豊氏が田中家の断絶をうけて筑後五郡の大名となり、久留米城は幕末まで治世の中心となる。豊氏は入国間もなく久留米城の大改修を行った。毛利・田中代には東面していた大手を南面に作り替え、その前面に二ノ丸・三ノ丸・外郭を南北に配置した連輪式の構造をもつ城を建設している。

現在の地図にあわせて大まかな範囲を示すと東限は久留米市役所北側付近、この地区に城郭と城下町を区切る外濠が走り、南限は裁判所裏手の森と溝になる。

昭和58年3月19日県指定文化財指定。春には、見事な石垣とお濠の落ち着いたたたずまいに30本の桜が華を添え、小高い城跡一帯が淡い桃色に染まる。

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