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 小学生日記

■ 2.多様性

あいかわアンビシャス広場


幼稚園を経て、小学校の門をくぐるとき子どもは初めて「社会」らしきものの入口に立つ。「社会」とはやっかいなものだ。自分の好き勝手には出来ない。それぞれが本能のおもむくままに生活すればたちまち社会は崩壊してしまう。

小学校とはその「社会」への入門機関みたいなもんだ。子どもたちは様々な家庭環境、生い立ちを経て、初めて他人と接する「学校」という枠組みに放り込まれ体験を繰り返して社会での生き方を学ぶ。

学校に足りないものはなんだろう。それはたぶん、多様性だろうと思う。家庭と教室の行き来だけでは、年上や年下の子と接する機会もほとんどない。家庭に祖父母がいなければそんな年齢の人たちとも相まみえる事もできない。

実際の社会には様々な人、他人がたくさんいる。強い人、弱い人、優しい人、身勝手な人・・・教室と家庭の行ったり来たりだけではなく、実際の社会のような雑多な環境に接することが大切な体験になるのではないだろうか。

そう考えた。



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